着ぐるみは意外とキツイ

20数年前のことであまり詳しくは覚えていないのだが、着ぐるみを着て、スーパーや百貨店でお米の宣伝をするアルバイトをしたことがある。

新商品のお米の知名度を上げるのが目的で、お米の名前が穂のかだったことから、穂のかマンとかいうキャラクターに扮して着ぐるみを着たのだ。

温かい季節だったのもあり、30分も着ぐるみを着ていると、何もしなくても汗だくになった。

主な仕事は子供とのじゃんけん。

その間親の足をとめ、お米の宣伝をするのだ。

一人の子供を捕まえてじゃんけんをしたら、あとはもう列ができる。

穂のかマンの手は、出来たてのパンをオーブンから出す時に使うようなグローブなのだが、子供はグーを出して負ける。

パーさえ出していれば、負けないのに、キラキラな目であっさり負けるのだ。

穂のかマンは、しゃべらないキャラクターなのだが、思わず「もう一回やろうか?」と言ってしまいそうになったのは覚えている。

穂のかマンの大きな口から、子供達のキラキラした目を見ていると、なんだかドキドキした覚えがある。

背中に付けた赤いマントを引っ張る子供。

お母さんの手を離し、穂のかマンに付きっきりの子供。

穂のかマンを見ただけで泣き出す子供。

汗だくになりながら、楽しく過ごせたアルバイトでした。メルパラ 口コミ 評価